古酒(こしゅ/沖縄方言で「くーす」)とは、三年以上貯蔵した泡盛のこと(※)をいいます。泡盛の最大の魅力は、貯蔵し熟成させることによってより味わい深い美味しいお酒になっていくという特徴にあるといわれています。
古酒の人気の要因は、蔵元が貯蔵して製品化したものを味わって楽しむ他に、市販の泡盛を購入して貯蔵を行い、自分だけの自家製古酒として熟成の変化を楽しみながら育てられるというところにもあります。戦前の沖縄には、琉球王朝時代から受け継がれた古酒がのこっており、「康煕年間」の古酒があったと伝えられています。康煕年間は西暦の1662年〜1722年にあたりますので300年近く古酒が受け継がれてきたということになりますが、太平洋戦争でこのような古酒は失われ、現存はしておりません。
このように時間の流れに想いをはせ、味わいながら飲むのが、古酒のロマンであり醍醐味といえます。
※沖縄県酒造組合連合会の定める「泡盛の品質に関する自主基準」により、三年貯蔵した泡盛が51%以上ブレンドされた泡盛を「古酒」といい、そのなかでも三年未満の泡盛を混和せずに全量100%古酒で製品化したものには貯蔵年数を「○年古酒」と表示して販売することができます。










(カラカラ)



